自分のスキルや経験で収入を得ようと思ったら
販売できるように「商品」にしなくてはいけません。

無形のサービスでもどのような内容にするのか、コンテンツを決めないといけないですね。

ものがある商売だとわかりやすいかもしれません。
パンを販売するパン屋さんであれば、販売するのは
メロンパンとあんぱんと食パンと・・・と決めればよいですが

自分のスキルやサービスを提供しようと考えている人は
人に案内するとき、どのように自分の「販売するもの」を紹介すればよいでしょうか。

自分が提供するサービスはこういうもの、と
明確・具体的にすることを「商品化」といいます。

これから起業・副業を始める人にとっては
初めての商品づくりに戸惑ってしまうポイントではないでしょうか？

今回は商品づくりをする上で重要なことをお伝えします。

この記事では、「商品づくり」をするときにまず最初にすべきことがわかります。

商品づくりは順番が重要！です。

ファーストステップにすべきことがわかっていれば、
遠回りせずに自分の「商品」を作ることができますね。

商品づくりを始めるときに最初にすべきこと

じぶんのスキルや得意を活かして稼ぎたいと思ったら、まずは商品・サービスを作らなくては！と思いがちです。

でもまず初めにやることは市場のニーズを見極めることです。

つまり、自分の商品・サービスに興味を持ってくれそうな人たちが

何を求めているか、
何に困っているか、
しっかりと知ることです。

プロダクトアウトとマーケットイン

自分ではこれがきっと必要とされるだろう、売れるだろうと思っていても
実際に聞いてみると少し違ったり、ずれていたりするっていうことはよくある話です。

マーケティングではプロダクトアウトとマーケットインという考え方があります。

プロダクトアウトとは
販売者が自分達が売りたいもの、世の中に広めたいものを基準として商品・サービスを販売すること

マーケットインとは
市場が必要とすること、ニーズがあることを提供していくことを言います。

資本のある会社は新しい商品を世の中に出しても、
すでにブランド力があったり、広告にかける予算があったりで集客には困りません。

ですが、

私たちのようなひとり起業のスモールスタートで売上をあげるには
マーケットイン、つまり必要とされるもの、既にニーズのある商品・サービスを
作っていくことが重要です。

言い換えれば、商品・サービスを作る前のリサーチがとっても大切なのです。

真面目な人ほど、まずは商品作って
人にお披露目するのは完璧に出来てから！なんて、思ってしまいますが
（私もそういうタイプなのでとってもよくわかります）

時間をかけて立派な、でもじぶんの独りよがりになった商品を作り上げる前に
まずは市場・見込み客のニーズをしっかりとリサーチしましょう。

成功者の先輩方も、試行錯誤を繰り返しお客様の声を聞いて
改善しながら「商品」をつくりあげているのです。

ビジネスをスタートした時と、その後に提供している「商品」や「サービス」が違う、
という人は意外と多いと思います。
むしろ、そういう人の方が私のまわりには多いです。

市場ニーズのリサーチ方法

市場のニーズを見極めるには、まずは自分の商品・サービスの見込み客層（だと思われる方に）に
リサーチインタビューをしてみることです。

インタビューをしていく中で、見込み客の層が違った！なんてこともありますが、
それもひとつの発見です。
そこから修正していけば良いのです。

意見を聞く相手は、家族でもいいし、友達でもいいし、

インタビューお願いできる人が思いつかない人は
クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトで募集することもできます。

私自身も商品を作るにあたってまずはインタビューから始めました。

友人・知人へ質問をしてみたり、
考えているアイデアを話して意見をもらったり、
クラウドワークスなどで100人以上にアンケートをとったりしました。

インスタグラムのフォロワーさんにアンケートをして、
その回答からヒントを得ることもありました。

リサーチをする上での注意点

ポイントは自分がお客さんにしたいと思っている層に近いひとたちの声をきくことです。

男性なのか、女性なのか
20代なのか、40代なのか
東京在住なのか、地方在住なのか
結婚しているのか、未婚なのかなど

あなたの商品に興味を持ってくれそうな人たち、
もしくはあなたが相手にしたい（お客様にしたい）と思っている人たちに
協力してもらいましょう。

インタビューで得た意見やニーズ・困りごとから
そのニーズを満たす商品・困りごとを解決する商品を作って
まずは試作段階でテスト販売してみましょう。

それが最初の商品になるのです。

私の商品づくりの苦い経験

私自身も、準備をしっかりしたいタイプなので、人にお披露目するのは
完璧な商品・サービスのプランが出来てから！なんて思って何年も停滞していました。

それは商品づくりの順番を知らなかったこともありますし
まだ初期は自信もないので、提供する商品くらいは完璧にしないと！と思っていたのですね。

時間をたくさんかけて、いざリリースしたら、
実際に、お客様が私から聞きたいことと
自分が想定していたことにズレがあったなんてことは普通にありました。

というよりも、
思っていたことと違っていてたくさんの発見がありました！

お客様とお話するなかで、商品構成やサービス内容を変更してきました。
商品やサービスは常に最善のものにブラッシュアップしていくのです。

まとめ：起業したいけど商品がないときにするべきこと

私のように時間をかけてようやく動き出した！と思ったらまた後戻り・・
ということにならないためにも

商品づくりで最初にすべきことは
お客様が求めていることを、困っていることをリサーチすること！

お客様の声をもとに一度「商品」ができあがっても
その後も、お客さまの声や反応を参考に商品・サービスを常に改善することを意識しましょう。

つまり、見込み客のニーズには常に敏感になっていることが重要なのです。

この記事を読んだあなたは、じぶんのオリジナル「商品」を作る時に、まずはじめにするべきことがわかったと思います。

お客様と一緒に商品・サービスを作り上げる、
そんなつもりでまずは行動してみましょう。

起業で人生を変えるあなたの今日の一歩　

まずは身近な人に、
家族や友人でもいいので
見込み客に近いカテゴリーのひとたちに気軽に意見を聞いてみましょう。
きっと発見が多いと思います。

弊社の提供する半年間のビジネススタートプログラムでは
あなたの強みや経験を活かした商品づくりから、
販売・売上につなげるためのサポートを行なっています。

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